SADIOT LOCKの開発ストーリー。カギメーカー x IoTが実現するカギの新しいカタチ。

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SADIOT LOCKの開発ストーリー。
カギメーカー×IoTが実現するカギの新しいカタチ。

スマホなどの情報端末を利用してカギの解施錠を行うことができる「SADIOT LOCK(サディオロック)」。今回はSADIOT LOCKが生まれた背景や、開発者の想いをまとめてみました。これを読めば、きっとSADIOT LOCKが使いたくなるはずです!

目次

1.スマートロックの可能性

現在は、IoTの急激な普及により、従来のカギやカードキーを使わなくても、アプリとスマートフォン、スマートウォッチなどのデバイスを使用して、自宅や部屋のカギのあけしめができる時代になりました。外出時にカギのしめ忘れが不安になった際など、出先からスマホで施錠状態の確認が可能なほか、解施錠の履歴確認、カギのシェアなど、スマホで一括管理ができ、新しいカギの使い方として注目され始めています。

2.SADIOT LOCKの生みの親、ミネベアショウワとは?

SADIOT LOCKを作りだした「ミネベアショウワ」は1923年の設立以来、約100年にわたりカギの性能向上に貢献してきた老舗のカギメーカーです。 1950年代には住宅用ピンシリンダーキー、70年代にはリバーシブルキーの開発に成功するなど、カギの性能を刷新するエポックメイキングな技術革新を実現してきました。 また、90年代以降はカギの電子システム化に取り組み、ICカードタイプやハンディタイプのスマートエントリーにも対応してきました。 カギメーカーとして、ずっとカギをつくり続けてきたことは、家の安全と安心を守り抜いてきた実績に他なりません。これまで磨き上げてきたその安全と安心をそのままに、より便利なものにしようと追求し、辿り着いたのがこの「SADIOT LOCK(サディオロック)」だったのです。

3.SADIOT LOCKに欠かせないミネベアミツミの技術

スマートロックの開発に必要なのはカギのノウハウだけではありません。電子制御やIoT技術を支えるのは、ミネベアミツミグループの技術と知見です。 「ミネベアミツミ」は、1951年7月、日本で初めてのミニチュアベアリング専業メーカーとして誕生した会社です。設立から70年以上がたち、電子機器分野に進出するとともにさまざまな企業との経営統合を経て、ボールベアリングからモーター、センサー、アクセス製品、半導体に至るまで、世界でも類をみないユニークな事業ポートフォリオを持つ「相合(そうごう)(※相い合わせる)精密部品メーカーへと成長しました。 SADIOT LOCKには、そんな世界を支える日本の技術の結晶といえます。

4.SADIOT LOCKが目指したもの

大事なことはカギのベーシックな機能であるドアの施錠機能を備えていること、またスマートロックならではの機能である外出先からでもカギの状態を確認したり、操作できる機能があること、そしてしめ忘れ防止機能があること。

SADIOT LOCKの開発者はこう語ります。 「より多くの方にご利用していただくために、様々なタイプのドアに取付けられること、そして取付けやすい設計であることを目指しました。カギメーカーとして、カギの内部構造はもちろん、数多くの錠前やサムターンをつくり、見て、集積した知識、情報、技術、経験など、これまで培ってきた私たちの実績のすべてを出し尽くし、完成したのが今回のSADIOT LOCKです。 SADIOT LOCKの良いところのひとつに、遠隔のモニター機能があることです。カギの閉め忘れが不安なとき、その開閉を確認できるのは当然ですが、閉め忘れていてもスマートフォンから施錠できます。さらにオートロック機能を設定すれば、GPSで位置情報を感知して、自宅から150m離れた時点でカギの閉め忘れを知らせる通知が表示され、この通知とともに施錠操作もできるため、自宅に戻らずともその場で施錠することが可能です。 この利便性を多くの方に知ってほしくて、SADIOT LOCKは誰でも手が届きやすい販売価格をめざしました。低価格で高品質な商品開発は、これまで多くのご家庭のセキュリティを支えてきたドアロック・セキュリティシステムの総合メーカーだからこそ可能でした。 今後、IoTはどんどん広がり、多くの「モノ」がインターネットに繋がり、「モノ」と「モノ」も繋がっていきます。家の入口であるドアに取付けるSADIOT LOCKが、みなさんのIoTの入口になれたら嬉しいですね」 人々の暮らしがもっと便利に、もっと豊かになっていくこと。それがSADIOT LOCKの願いでもあるのです。

まとめ

SADIOT LOCKの開発ストーリー、いかがでしたか? 日本が世界に誇る製品を開発し続けてきた、ミネベアミツミとミネベアショウワだからこそ、SADIOT LOCKが生まれたのです。 まだスマートロックを使ったことがない、そしてスマートロックの導入を検討している人は、是非この機会にSADIOT LOCKを手に取ってみてください。